一般賃貸借で2年毎に更新料が必要な地域があります。
滋賀県、神奈川県、東京、東北の一部などがそうです。
2年毎に更新料として家賃の1カ月分、例えば5万円が必要とすると、
毎月の家賃は、5万円の24分の1、約2,083円が上乗せされています。
入居者にとっては、更新料など払いたくないのも当然です。
この更新料は、基本的に家主の収入として発生したものでしょうが、
その一部を管理会社の収入とすべく、更新料をわざわざ設定している
物件もあります。これにより管理会社は定期的に収入がえられるという
構図になっています。
しかし、借り手市場となった現在、入居希望者の方で、そういった物件は
避ける傾向にあり 徐々に更新料の慣習も薄れてきているのが現状です。
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