退去率とは、単月では、『退去戸数÷総戸数『』で算出するものです。
単月で見ますと、1.6%~2%程度ですが、
春の需要期などは、4%超などにもなります。
1社で数戸、もしくは、全戸会社契約にしている物件などは、
最近の傾向として派遣社員のカットなどが多く、
多数戸退去、一斉退去となるケースもあります。
しかし、相当数の管理物件で見ていくと、
年間退去率は概ね21%~24%で推移していくようです。
例えば、年間退去率が20%の場合、総戸数10戸の物件であれば、
年間2戸の退去があるということです。
この退去率、平成17年をピークに徐々に悪化していく傾向にあります。
平成17年頃には、21%位まで低下した退去率も、
最近は2ポイント近く上昇しているのではないでしょうか。