年間退去修繕工事費は、退去率と
戸当たりの平均退去修繕費から割り出します。
アパート経営は、キャッシュフロー管理が重要かと思えます。
あぁ、また、お金がかかるのかと出し渋るのは当然かと思いますが、
予め、年間費用を予測しておけば、決して突然の出費でもなく、
準備された金額を支出するだけです。
例えば、間取が1K
戸当たり7万円、
総戸数10戸
退去率が20%とすれば、
年間退去戸数は、10戸×20%=2戸ですから
7万×2戸=14万円の退去修繕費が必要だろうとなるわけです。
もちろん、敷引き、保証金償却等のからみもあるかと思います。
実費精算で入居した人も、なんやかんやでガイドラインとか
消費者契約法とか、民法で言う私的自治の原則でしたか、
どんな不利な契約であっても、当事者同士が合意した契約は
有効であるのに、そんなの関係ねぇ、とばかり、
成人となっても自分のよい方に解釈する人は、後をたちません。
また、予測以上の退去もあるかもしれません、
少し多めに算出しておけばいいかもしれません。
もし、予測以下の退去数であれば、それはラッキーなことですね。